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近年では医療の発達と共に日本人の平均寿命は80歳を超えています。体重管理に気をつけて糖尿病や高血圧に注意しながら、定期健康診断を毎年受けていれば早期発見・早期治療で多少の難病に罹(かか)っても回復もしますし、誰しも「我が人生80年」と考えて良いのではないでしょうか?そうは言っても若者から見れば60歳という年齢は高齢に思えますし、自分の80歳の姿を想像するのはちょっと難しいかもしれませんね。

筆者も40歳を超えた年齢なのですが、はたして夢や希望を持っても良い年齢と言えるのでしょうか?そこで人間の年齢を一日に例えてお話をしたいと思います。

20歳(午前6:00時)

人生のスタートは産まれた日から(00:00)。深夜零時に赤ちゃんが産まれたとします。20歳の新成人にとっての年齢を24時間で表現すると午前06:00ですね。やっと朝が来たという感じです。中卒・高卒で働いている人や専門学校生・大学生もいるでしょう。

一日で例えるならまだ朝食も食べていない時間です。輝かしい一日の始まりですから進学・就職・恋愛など悩みも多いとは思いますが、楽観的にお気楽に生活して下さい。起床した時に、「ああ、目が覚めた。嫌だなあ」なんて感じる人はそうそう居ない筈。

今日の一日を充実したものに出来ないのなら、あなたの人生も充実したものにはなりません。今日の一日を面白おかしく笑えないのなら、あなたの人生も愉快なものにはなりません。とりあえずおいしい朝食でも食べて、外へ出て、寝るまでの間は自分なりに精一杯生活しましょう。

30歳(午前9:00時)

さて、30歳のあなたにとっては午前09:00です。ひょっとしたら不甲斐ない20代を過ごしたかもしれませんが、気落ちする必要は全くありません。会社も学校も午前9時に始まります。午前9時までは準備時間なのです。これからが社会生活のスタートです。午前9時までに何かを成し得るということはあまりないと思います。午前9時からが学校や会社などの日常生活のスタートです。それが30歳という年齢なのです。

二十代の頃に比べれば、残された時間は若干少ないですが、その分はこれまで勝ち得てきた経験があると思います。それらを活用すれば飛躍するには十分な時間がたくさん残っていますので、新しいことにも果敢にチャレンジしたいですね。

40歳(お昼12:00時)

むむ、私と同じ40歳といいますと、一日で例える所のお昼正午です(12:00)。それなりの活動をしてきてお腹も空いてきた時間です。この年代ではちょっと立ち止まって考え事をするのも良いかもしれませんね。

一日で言う所のお昼休みですから、午前中にできなかったこと(40歳までに出来なかったこと)や午後にやりたいこと(40歳以降に成就させたいこと)をリスト化して、効率よく活動することを多少は求められると思います。この時点である程度の成功を収めている方も多いと思いますが、そうでない方にも機会はいくらでもあります。なんといっても一日で言う所のお昼休みですからね。本番はこれからです。

この年代になると注意したいのは、俗に言う「角が取れた」状態です。良い言い方をすれば「人が丸くなった」とも表現できますが、悪く言えば「感性が廃(すた)れてきた」状態とも言い換えることができます。ある程度の価値観を自分自身で構築していますが、それが殻(から)となって今後の成長を妨げる要因にもなります。人間としてのアンテナの感度に関しては十分に注意したいと思います。「今時の若者は・・・」なんて言葉を使うようになるのもこの年代からですからね(笑) 

60歳(午後18:00時)

さあ、60歳です。通常の一日では、午後18時からが一番楽しい時間です。友人や知人、家族や同僚と食事に行ったり遊びに行ったりと、ここからの楽しい時間の為に、今日の一日を耐え忍んできたといっても過言ではありません。決して「引退」などといった、「終わり」や「安定」を求めるには早すぎる年齢です。実は保健衛生の分野では80歳の高齢者に対して、とある調査が行われたことがあるのですが、その質問内容は概(おおむ)ねこのような感じです。

問い: 「あなたは60歳で定年退職をされました。その後は無難で安定した生活を求めましたか?」

大多数の方の回答: 「はい」

問い: 「今現在のあなたは80歳ですが、なにか後悔されていることはありますか?」

大多数の方の回答: 「はい、あります。私はなぜ60歳の時点で安定を求めてしまったのか?実はそのことを後悔しています。実際、本当に60歳から80歳までの20年間に何もなかったのです。今思えば20年という時間があれば、色々な事にチャレンジ出来るだけの時間がたくさんあったにも関わらず、私はその時間を有効に使うことを放棄してしまいました。そのことを後悔しています。」

80歳(午後21:00)

最後は80歳です。一日で例えるなら夜の21:00時になりますね。またまた保健衛生のお話になるのですが、80歳の方の精神年齢と20歳の方の精神年齢に大きな違いは無いという調査結果が出ています。つまり、精神活動面において高齢者という存在はありえないのです。

体力的な面での無理は禁物ですし、激しい運動等は控えた方が良いかと思いますが、会社経営や執筆活動など頭脳を使うことに関しては経験が豊富な分、一日の長があります。活躍できる分野は星の数ほどあると思います。

午後の21時に就寝するにはちょっと早すぎますね。夜の憩いの時間はこれからです。読書を楽しむのも良し、映画やスポーツ観戦を堪能するなど一日の中で最も楽しくて愉快な時間です。この時間を愉しまなくては損ですからね。

まとめ

いかがでしたか?時間は万人に平等に与えられた限りある財産です。その活用方法に関しては、自分自身が納得できるのであれば、どのような使い方をしても良いのですけどね。


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