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薄毛と抜け毛に効果抜群 理髪店オーナーの育毛理論を紹介

改善方法

美容室店内

歳を重ねていくと何かと気になるのが髪の毛の事です。男性も女性も年相応に薄くなる分には納得もいくと思いますが、一度気になり始めると意外と右往左往するのも毛髪の悩みの特徴です。幸い、私は場合は40歳を超えてもフサフサとしていますが、10年以上も前に、ある床屋(理髪店)で言われたことを忠実に守ってきたから、今日のフサフサとした髪の毛があるのだと信じています。今回はその理髪店での経験やお話の内容について書きたいと思います。

薄毛や抜け毛の原因はなんだろう?

インターネット等で検索をすると、育毛剤の話から最新の病院での治療法などありとあらゆる方法論が簡単に見つかると思います。抜け毛の原因につきましても、遺伝論から始まってストレスや睡眠時間、食事からホルモンバランスまでこれまた何を信じて良いのかわからないくらい多種多様にあります。実際にそれらは有益な情報なのかも知れませんし、そうでないのかも知れません。

鏡を見て「髪の毛が薄くなった」と実感した時や、抜け落ちた毛髪の量を見て「何十本も毛髪が抜け落ちている」と視認した時はかなりショックです。育毛剤などを使い始めたい衝動に駆られるかも知れませんが、その前にこの記事を最後までお読みになって自宅で簡単に出来ることから始めるのもよいのではないでしょうか?

頭皮と毛穴の健康を第一に考えよう

お金を掛けない「薄毛や抜け毛対策と育毛理論」

ただ、これだけは言えるのですが、巷に溢れている育毛方法などは意外にもビジネスと深く結びついているのです。いろいろな情報を提供していますが、最終的にはお金を支払う形でしかその解決策やサービスを受けれないシステムになっているものが多くあります。

今日の世の中はビジネス中心に動いています。薄毛や抜け毛は悩んでいる人にとっては深刻な問題ですが、ビジネスをしている人にとってはそれが飯のタネになっている事も事実です。誰にでもタダで出来る手法だとお金にならないので、無料で簡単に出来る育毛理論を積極的に紹介する企業は存在しません。

ですので、ビタミンを含んだ特殊なシャンプーや育毛剤などといった形でビジネスモデルを構築するのですが、それらはちょっと高すぎます。この記事では全くお金を掛けない方法で、薄毛や抜け毛の基礎知識と育毛についての理髪店オーナーの育毛理論をご紹介します。

理髪店の看板

とある床屋(理容室)で教えても貰った髪の毛の話

私はこの床屋(基本的に予約制)に都合6年間ほど通ったのですが、通いだして3年目のある日にこのようなことがありました。その日はめずらしく先客がいまして、椅子に座って自分の順番を待っていると先客と床屋のオーナーが、なにやら胃カメラみなたいなもので頭皮の拡大写真を撮っています。

そしてその画像を見ながら笑顔で話をしています。何をしているのか気になりましたが、おとなしく自分の順番を待ちます。自分の順番になりまして、散髪をしてもらいながら先程の様子のことを聞いてみると、床屋のオーナーからこのような説明がありました。

 

理髪店オーナー(^ω^) 「実は、私には古い友人がいまして、理容師になりたての頃(30年前)にその友人からかつら屋を一緒に始めないかと誘われたことがありました。結果的に私はお断りしたのですが、その友人曰く、かつら屋はものすごく儲かる商売だと力説されたのです。その方は今では日本有数のかつらメーカーのオーナーになっているのですが、先程の機械はその方から譲り受けた頭皮を拡大観察する機械なのです。」

散髪風景

なにやら興味が湧いてきましたので黙って話の続きを聞きます。

理髪店オーナー(^ω^) 「そもそも髪の毛というのは、私も理容師になって数千人の散髪をしてきたので分かるのですが、頭皮の毛穴と毛根がすべてなのです。髪の毛には毛が生え変わる寿命があって、古くなった髪の毛が抜けるのは自然のことですし、髪の毛が抜けた同じ毛穴から新しい髪の毛も生えてきます。その抜け毛と新しく生えてくる髪の毛の量のバランスが崩れると、毛髪が少なくなってしまうのです。

本来、頭皮の毛穴は月のクレーターみたいに窪(くぼ)んでいてそこから髪の毛が2~6本ほど生えているのですが、髪の毛が薄くなった人は必ずと言っていいほどそのクレーターに汚れが溜まっていて、くぼみが無くなって真っ平らになっているのです。」

床屋の店内

ふむふむ、それで頭皮の拡大写真を撮っていたのですね?

理髪店オーナー(^ω^) 「そうです。先程の方はまだ20歳代後半なのですが薄毛で悩んでいまして、半年前に拡大写真を撮りました。頭皮の毛穴に汚れや皮脂が溜まっていて、一つの毛穴から髪の毛が1~2本しか出ていない典型的な薄毛のパターンです。

頭皮の表面には毛穴が無数にありますが、その毛穴の奥の部分を毛根と言います。髪の毛が生えて成長するには、この毛根という部分を清潔に保つことが重要です。フケは頭皮の角質が古くなって剥がれ落ちた老廃物ですが、こういった老廃物や皮脂が毛穴に詰まってしまうと、毛根の健康状態に悪い影響を与えます。

本来は一つの毛穴から太くて長い大人の髪の毛が2~4本ほど生えていて、生まれたての短い髪の毛が1~2本は生えているものなのです。だから私は彼にしっかりと毎日シャンプーをして頭皮の毛穴を清潔に保つようにと助言したのです。」

健康的な頭皮の拡大写真

シャンプーを丁寧にすることが、頭皮や毛根に最も必要なこと

理髪店オーナー(^ω^) 「ええ、しかし、しっかりと頭皮を洗わなくてはいけません。まずは頭をシャワーで軽く洗った後に、手にシャンプーを取って髪の毛に付けます。そしてしっかりと泡を立てた後に、10本の指の腹で頭皮をしっかりゴシゴシと洗います。決して爪を立ててはいけません。

一回目のシャンプーは30秒程度で構いません。そして泡を洗い流した後に、もう一度シャンプーを手にとって本格的に洗います。次の本洗いでは10本の指の腹で約3分は洗った方がいいですね。そして最後にシャンプーを洗い流しますが髪の毛にお湯を掛けるだけではなくて、指の腹でしっかりと頭皮の汚れを洗い流すのです。たったこれだけです。一日一回、しっかりとシャンプーをするだけで、手遅れでない人でしたら、半年もしないうちに髪の毛が増えてきますよ。」

美容院

日本人男性のシャンプー時間は約30秒未満が大半

どうでしたか? 誰にでも簡単にできる方法だと思います。あまりにも基本過ぎてお金もうけには繋がりません。しかしこれが最も有効的な薄毛や抜け毛の解決策だそうです。当時の私は薄毛ではなかったので、オーナーは私には頭皮の撮影をしなかったそうです。

理髪店オーナー(^ω^) 「薄毛の人にシャンプーの時間を聞いてみると大抵が30秒未満でした。それでは頭皮の毛穴の窪みが埋まってしまいます。」

男性のシャンプー(洗髪)の特徴

最後に理髪店オーナーはこのように言っていました。

理髪店オーナー(^ω^) 「テレビ等で宣伝しているかつらメーカーに薄毛で悩んでいる人が行くでしょう? 最初のうちは週に3回くらいの育毛コースなんかに入るんですよね。女性が時間を掛けて丁寧にしっかりと頭皮を洗ってくれます。しばらくすると髪の毛が増えてきますよ。

そりゃあ、一回30秒の洗髪をしていた人が、一回10分も掛けて丁寧に頭皮の毛穴の汚れをきれいに洗い流せば、大抵の人は髪の毛が生えてきますからね。ただ、それだけだとシャンプーをして週に1万円も2万円も取られるのは高いと誰もが思いますから、頭皮マッサージや血行を良くするサプリメントなども同時にオプションで付けるんですよ。そうすればビジネス的に付加価値が生まれる訳です。

しかし、本質的には頭皮の毛穴の汚れを取るだけなんです。それを素直にお客さんに伝えたらビジネスにならないから、頭皮マッサージ等の付随サービスもしたりするのです。そして、育毛コースで結果が出なかったお客さんには高額な増毛法をお勧めするのです(笑)」

発毛のしくみと発毛サイクル

毛根を痛めると髪が生えなくなります。しっかりとした髪の毛を育てる為には毛乳頭や毛球、毛母といった頭皮に隠れた毛根部分を大切に扱う事が最大のポイントとなります。毛髪は数年の寿命で抜け落ちますが、古い毛が抜けた後の毛根では次の発毛に備えた準備が始まります。

毛根部では新しい毛母と毛乳頭が一体となり、新たな発毛が始まります。これは男女ともに約3か月と言われいます。育毛剤とは、この発毛休止期間3か月の状態の毛根を刺激して活性化させる効果を期待しているのです。しかし、髪の土台作りは頭皮を守る事なので、むやみやたらに刺激を与えるだけでフサフサの髪の毛になるのなら世の中に薄毛の人は既に存在しない筈です。

発毛のしくみと発毛サイクル

毛穴がふさがれると髪は育たなくなります

頭皮の汚れが悪い理由は、過剰な皮脂や整髪料などが毛穴のまわりにこびりつき、髪の生成に必要な酸素供給が十分に行われなくなるからです。また、たまった皮脂内で細菌が繁殖して皮脂が過酸化脂質に変化して頭皮や毛根の炎症の原因となります。繰り返しになりますが、頭皮と毛穴の汚れを落とすことを意識した日々の洗髪が重要ということです。

特別に高級なシャンプーを使う必要はありません。頭皮をしっかりと洗浄できればよいので、一般的なシャンプーを使う事をお勧めします。筆者は20年以上もLUX(ラックス)というシャンプーを愛用しています。安室奈美恵のCMに釣られてシーブリーズに浮気した時期もありましたが、それについては割愛させて頂きます。

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髪の主成分はアミノ酸。育毛に必要なのはアミノ酸を含むたんぱく質です。

毛髪を燃やすと硫黄のような臭いがしますが、それは毛髪の主成分が硫黄(いおう)を含むアミノ酸、すなわち含硫アミノ酸だからです。含硫アミノ酸は脂質の少ない食品から摂取するのが良いとされていますが、代表的な食べ物としては納豆・鶏肉・卵・牛乳などです。

食事で摂取したたんぱく質を体で利用できる形に変える仕組みを「代謝」といいますが、代謝に必要なビタミン類もしっかりと食べることが育毛には欠かせません。タンパク質代謝にはビタミンB群がよいとされていますが、まぐろ・さんま・さば・いわしなどの魚類がビタミンB群を多く含む食べ物として有名です。

毛髪の成長速度

日本人の髪の毛は一日平均で0.3ミリ程度伸びます。1か月だと1cmで1年間で12cmです。つまりどのような育毛法を実践しようとも、翌日に髪の毛がフサフサになるということはあり得ません。鏡の前で「髪の毛が増えた」と実感するまでに、最低でも半年程度の時間はどうしても必要なのです。

その半年間をどの育毛理論を信じて待つかは個人の判断に委ねられますが、頭皮や毛穴の健康状態を清潔で良好に保っていれば、9割の人が実感できるほど髪の毛が多くなると理髪店オーナーは語っていました。

結論としては、指の腹で頭皮や毛穴の汚れをしっかりと洗い流す丁寧な洗髪を心掛けるだけでよいのです。当たり前すぎる事かも知れませんが、それを怠っている期間が長くなればなるほど頭皮の毛穴が汚れで塞がってしまい、毛根部分が初めから細い状態の「抜け毛予備軍の髪の毛」しか生えてこなくなるのです。

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改善方法
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